まずは2つのアプリのご紹介
トドさんすうとは?
「トドさんすう」は、3歳〜小学3年生ごろ(レベルによっては4年生の内容までカバー)を対象にした算数学習アプリです。さんすうの「土台づくり」にフォーカスしていて、幼児期から少しずつステップアップできるよう設計されています。
アメリカの共通基礎スタンダードをベースに、各国の最新カリキュラムも取り入れて開発された教材で、「数の概念」から順番に学べるのが大きな特徴。ドリルのように問題をこなすのではなく、ゲームで遊ぶような感覚で算数に親しめます。
- ゲーム感覚で学習できる:キャラクターやストーリー仕立てのミッションをクリアしていくうちに、自然と算数の基礎が身につきます。
- 幼児〜小学校3年生まで長く使える:未就学の「はじめてのかず」から、小学校低学年の計算・図形・文章題まで、幅広い範囲を1つのアプリでカバーしています。
- かずの概念から理解できる:単なる暗記ではなく、「なぜそうなるのか?」を体感しながら学べる構成なので、あとから応用しやすい土台づくりにつながります。
数々の賞を受賞し、アメリカ・中国・イギリス・韓国・日本など20か国のアプリストアで教育/子ども向けカテゴリ1位を獲得した実績のある算数アプリです。<参照:https://enuma.com/en/>
トドさんすうで学べることは?
どんな内容が学べるかは、App Storeの説明がとてもわかりやすかったので、一部を引用してご紹介します。
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%88%E3%83%89%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%99%E3%81%86/id666465255
- › かずの数え方とかずの概念 – かずの書き方、かずの数え方を学びます。
- › 計算 – たし算、引き算、かけ算などの計算練習と文章問題練習を通して計算を学びます。
- › 数学的論理 – パターンの認識、かずを使った記憶力練習を通して論理を学びます。
- › 時計の読み方 – カレンダー、時計の読み方を学びます。
- › 幾何 – 図形の描き方、図形の名前など基礎の幾何を学びます。
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%88%E3%83%89%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%99%E3%81%86/id666465255
- › Aレベル(幼児算数)- 10以下のかずと規則を学びます。
- › Bレベル(幼稚園基礎)- 20以下のかずを身につけ、簡単なたし算とひき算、図形を学びます。
- › Cレベル(幼稚園発展)- 50以下のかずを身につけ、10以内でのたし算とひき算、時計の読み方を学びます。
- › Dレベル(1年生基礎)- 100までのかずを身につけ、20以内でのたし算とひき算、10〜19の位の値と図形を学びます。
- › Eレベル(1年生発展)- たし算とひき算の実力を伸ばし、2桁のかずの位の値と測定の基本概念を学びます。
- › Fレベル(2年生基礎)- 100以内でのたし算とひき算を身につけ、3桁のかずの位の値、測定およびデータ解釈の概念を学びます。
- › Gレベル(2年生発展)- 3桁の数の大きさを比較できます。2桁の数の足し算と引き算ができます。かけ算九九の計算ができます。
- › Hレベル(3年生基礎)- 割り算の原理を理解し、簡単な割り算ができます。分数の概念が理解できます。立体図形の面、辺、頂点の数を求めることができます。
ざっくりまとめると、「かずの概念」「計算」「図形・論理」「時計・カレンダー」と、小学校低学年までに押さえておきたい内容を一通り練習できるアプリ、というイメージです。
子どもに“はじめて算数に触れさせたい”という親の気持ちに、ちょうど寄り添ってくれる設計だと感じました。
「タブレットやスマホをあまり触らせたくない…」という気持ちもありつつ、まったく触れさせないのも不安。どうせ遊ぶなら、少しでも学びにつながってほしい──そんな親心の“罪悪感”をうまく軽くしてくれるタイプのアプリです(笑)。
個人的には、特に「時計の読み方」の練習がしやすいと感じました。
時計は言葉だけで説明してもイメージしにくく、つまづきやすいところ。トドさんすうでは、針の動きや時間の感覚をゲームとして体験しながら覚えていけるので、子どもが理解しやすかったです。
最近アップデートして、デイリークエスト的に1日で必ずやること「きょうのもくひょう」っていうのが、リストアップされて最初に表示されます。そのおかげでやることがわかって、スムーズに始めてくれるようになりました。
2021年からダラダラ契約していて、やったり~やらなかったり~しています(笑)ここ最近、未就学児の娘ちゃんがハマっていて、算数ができて兄が褒められているところをみて、「私も私も~!」ということで、いい感じに取り組んでくれ始めました。



緑が幼稚園、黄色は小学校1年生のレベルになるそうです。色で難易度がわかるのもいいですね。
参照元のヘルプで、かなり細かい説明が用意されているので、一度目を通しておくと、どのレベルから始めるか決めやすくなります。
https://enumagrowth.notion.site/521a1726878e4b2ca081fe373c33b1de?p=8368e6a85ce04f618b255d8e78126944&pm=s
クレタクラスとは?
クレタクラスは、3歳〜8歳ごろを対象にした算数×思考力のオンライン学習アプリです。親しみやすいキャラクターが登場するアニメーション動画を見てから、関連したワークに取り組む流れになっていて、「ストーリーを楽しんでいたら、いつの間にか算数も理解できていた」という形で学びを進められます12。
シンガポールの教育カリキュラムをもとに開発された教材で、国際学力調査(PISA)などで算数の成績が高いことで知られるシンガポール式の考え方を取り入れているのも特徴です。世界各国で利用されていることから、算数だけでなく「考える力」を伸ばすアプリとして注目されています。
クレタクラスのレベル4について
クレタクラスのレベルは全部で5段階あり、現在はそのうち4つのレベルが提供されています。それぞれのおおよその対象年齢は次の通りです3。
- Lv1:4歳以下
- Lv2:4歳〜5歳
- Lv3:5歳〜6歳
- Lv4:6歳〜7歳
各レベルには「1年分のカリキュラム」が用意されていて、1ユニットがだいたい1か月分の学習量という位置づけです。たとえば、レベル4(6〜7歳向け)の年間カリキュラムには、次のようなトピックが含まれています3。
- 推測の問題
- 消去法を使って解く数独
- 変化する数の推測
- 100までのたし算・引き算
- 順序に沿って列を考える
- 立方体の展開図
- さまざまな図形の切り分けと組み立て
- 確率の問題
レベル4は、日本の小学1〜2年生で学ぶ内容を一歩発展させたような位置づけで、「計算の正確さ」だけでなく、順序立てて考える力や、図形・確率のような“考え方の幅”も広げたいお子さんに向いているカリキュラムです。
小学生になる頃におすすめのアプリ
ロジックラボとは?(対象年齢・学び方)
「ロジックラボ」は、ソニー・グローバルエデュケーションが提供する、小学生向けのオンライン学習アプリです。学年別のドリルというより、“テクノロジーを使いこなす考える力”を育てることにフォーカスした、ちょっと珍しいタイプの教材だと感じました。
対象はおおよそ小学校1〜6年生。無学年式なので、スタート時の確認テストや日々の取り組み内容をもとに、AIが子どもに合ったレベルを自動で出題してくれます。「学年にしばられず、得意なところはぐんぐん進めて、苦手なところは基礎からじっくり」がしやすい仕組みです。
学習の柱は、次の2つです。
- 理数教材:計算、図形パズル、論理パズル、文章から条件を読み取る問題など。「理数脳」を育てる問題が5万問以上用意されています。
- 探究教材:生成AIやプログラミングなどのテクノロジーも使いながら、正解のない課題に取り組むコンテンツ。情報を集めて整理し、自分なりの答えや作品をつくる体験ができます。
学習時間の目安は、1日10分〜くらいから。短時間で1セット完結する問題が多いので、「今日はここまで」と区切りやすく、すきま時間の習い事的に取り入れやすい印象でした。
また、子ども用アプリとは別に保護者用アプリもあり、どの分野をどれくらい解いたか、得意・苦手の傾向などがひと目で分かります。親が問題を選んだり、進度管理を細かく考えなくても、「今日はアプリにおまかせ」でOKなのは、かなり助かるポイントでした。
ロジックラボで伸ばせる力
ロジックラボは「算数アプリ」というより、“思考力アプリ”という表現がしっくりきます。四則計算のような基礎的な力に加えて、次のような力をバランスよく伸ばしていくイメージです。
- 計算力:基礎的な計算問題や、文章題の中で計算が必要になる問題を通して、「正確さ」と「スピード」の両方を鍛えます。
- 情報読解力:文章や図表、条件がたくさん書かれた問題から、「何がヒントで、何を求められているのか?」を整理して考える力が育ちます。
- 探索力・ねばり強さ:パズルや論理問題など、すぐには答えが出ない問題も多く、「試してみる → うまくいかなかったらやり方を変える」という試行錯誤の姿勢が自然と身につきます。
- 空間認識力:図形や立体の向き・組み合わせを考える問題も豊富で、頭の中で形を動かす力が鍛えられます。図形が苦手なお子さんのトレーニングにもぴったりです。
- 論理的思考力:条件整理・場合分け・順序立てて考える問題が多く、算数だけでなく、国語の読解や理科・社会の問題を解くときの「考える土台」づくりにもつながります。
- 探究心・創造力・表現力:探究教材では、AIに質問してみたり、オリジナルの作品を作ったりしながら、自分でテーマを広げていく経験ができます。
教科書にぴったり準拠した「予習・復習用」ではありませんが、そのぶん、教科書の一歩先を見据えた“考え方の練習”ができる教材、という位置づけで使うとバランスが良いと感じました。
わが家でロジックラボを使ってみた感想
ここからは、実際にわが家でロジックラボを使ってみた感想をまとめておきます。うちでは、小学1年生の息子が約2か月ほどお試しで取り組みました。
ロジックラボを始めたきっかけ
もともと「パズルやなぞなぞは好きだけど、文章題になると一気にペースダウンするタイプ」だったので、「考える力」をゲーム感覚で鍛えられるアプリを探していてロジックラボにたどり着きました。
教科書準拠のドリル系アプリはすでに使っていたので、「もう少し別の角度から頭を使う練習をさせたい」という親のわがままもありつつ(笑)、算数+思考力の両方を伸ばせそうだったのが決め手です。
子どもの反応・変化
最初に食いついたのは、意外にも「計算」より図形やパズル系の問題でした。ピースを動かして形を作る問題や、「ここに当てはまる数はいくつ?」と考えるパズルは、ゲーム感覚で楽しめたようです。
続けやすさという意味では、1セットが短めに区切られているので、「1日1セットだけやろうか」と声をかけやすかったです。逆にノッている日は自分から「もう1回やりたい!」と言うことも多く、学年ドリルよりも“自発的に続きやすい”印象でした。
取り組みを続けるうちに、普段の宿題でも、いきなり答えを書くのではなく、「条件を声に出して整理する」場面が増えたのは大きな変化でした。問題文を読みながら「ここにヒントがあるよね」と自分で気づけるようになったのは、ロジックラボでの練習が効いている気がします。
親目線でよかった点・気になった点
よかった点としては、まず親が問題を選ばなくていいこと。AIがその日のコンディションに合わせて問題を出してくれるので、「今日はどのドリルをやろう…」と悩む時間がゼロになりました。
また、保護者アプリで「計算は好調だけど、図形は時間がかかっている」「文章を読むのに時間がかかっている」などが見えてくるので、家庭学習の“次の一手”を考えやすいのも良かったです。算数だけでなく、国語や理科にも通じる“読み取る力”を鍛える教材としても使えそうだなと感じました。
一方で、気になった点を挙げるなら、教科書どおりの予習・復習用ではないところ。学校の進度にぴったり合わせたいご家庭だと、「今日はここをやったから、教科書のこの単元はバッチリ!」という使い方はしにくいかもしれません。
また、問題のレベルがやや高めなので、算数がかなり苦手なお子さんだと、最初は少しハードルが高く感じる可能性もあります。「パズルや謎解きが好き」「先取りというより考え方を鍛えたい」ようなタイプのお子さんやご家庭とは、特に相性が良いアプリだと思いました。
小学1年生5月から始めて、こつこつ11月までの6ヶ月間で、それなりにできるようになることが増えてきているのが目に見えるのは嬉しいところですね。

各4つのスキルはB2やB3といったところにいるんですが、右図の表で見てみると、だいたい小学2~3年生相当の学習が理解できているということになっているようです。各スキルレベルはLv4まであり、次のランクにアップするようになっていまっす。


ロジックラボでは学習の内容やスケジュールも調整できるので、子どもの好きなこと、苦手なことなど、やってほしいことを、やっていきながら変えていけるのが、すごくいい!!!!

我が家では「カスタマイズする」を選んで、細かく出題の割合を調整しています!特に、そろばんを習っているので、計算は「筆算」に入ったタイミングで0%にしました。


子どもが先に進めていきたいタイプか、間違えずに全部できるようになってから進めていきたいかどうかなどで復習の割合を増やしたりすると、つまづかずに取り組めると思いますよ!
3つの算数アプリを一覧で比較
※料金やキャンペーン内容は2025年11月時点の情報をもとにした目安です。最新情報は各公式サイトで必ずご確認ください。
| アプリ名 | トドさんすう | クレタクラス | ロジックラボ |
|---|---|---|---|
| 運営・開発 | Enuma, Inc. (アメリカ発の教育スタートアップ) | Creta Class(クレタクラス) ※シンガポール発の算数学習アプリ | ソニー・グローバルエデュケーション (ソニーの教育事業) |
| 対象年齢・学年 | おおよそ3歳〜小3ごろ (レベルによっては小4内容まで) | 3歳〜8歳 (レベル1〜5の無学年制) | 小1〜小6 (完全無学年制) |
| 主な学び方の特徴 |
・ゲーム感覚のミッション形式 ・「A〜Hレベル」で少しずつステップアップ ・数の概念〜計算・図形・時計など小学校低学年の内容を広くカバー:contentReference[oaicite:0]{index=0} |
・アニメーション動画+演習の2ステップ学習 ・ストーリーの中に算数のテーマが自然に登場 ・「見て理解 → 手を動かして定着」の流れ:contentReference[oaicite:1]{index=1} |
・AIが理解度に合わせて問題を自動調整 ・「理数教材」+「探究教材」の2本柱 ・毎日短時間でパズル・文章題・図形に取り組むスタイル:contentReference[oaicite:2]{index=2} |
| 伸びやすい力 |
・数の概念 ・たし算・ひき算・かけ算の基礎 ・時計・カレンダーの読み方 ・基本的な図形・幾何の感覚:contentReference[oaicite:3]{index=3} |
・数の感覚(量・比較など) ・簡単な計算・図形の基礎 ・推論・パターン認識・論理的思考 ・算数を「ことば」で説明する力:contentReference[oaicite:4]{index=4} |
・計算力(正確さ+スピード) ・情報読解力(条件整理・図表読み取り) ・探索力・ねばり強さ(試行錯誤) ・空間認識力・論理的思考力 ・探究心・創造力・表現力:contentReference[oaicite:5]{index=5} |
| 料金の目安 (税込・公式情報+主要メディアをもとにした参考) |
・年額:約12,000円前後のプランが中心 (1年ライセンス12,000円など):contentReference[oaicite:6]{index=6} ・キャンペーン利用で、年額1万円前後まで下がるケースもあり:contentReference[oaicite:7]{index=7} ・1契約できょうだい2人まで利用可 |
・月額プラン:3,800円前後 ・年額プラン:31,000〜43,000円程度 (キャンペーン適用で実質月2,500〜2,800円台になるケースあり):contentReference[oaicite:8]{index=8} ・きょうだい割引:なし |
・年払い:41,760円/年(ひと月あたり3,480円) ・月払い:3,980円/月:contentReference[oaicite:9]{index=9} ・きょうだい割:2人目以降は30%オフ |
| 無料体験・お試し |
・アプリダウンロードで7日間の無料体験 ・紹介などのキャンペーンで14日間に延長される場合あり:contentReference[oaicite:10]{index=10} | ・「初月半額」キャンペーン(1か月1,900円など)を利用して実質お試しが可能:contentReference[oaicite:11]{index=11} |
・1週間の無料体験あり ・無料期間中に解約すれば料金は発生しない:contentReference[oaicite:12]{index=12} |
| 対応デバイス | タブレット・スマートフォン(iOS/Android) | タブレット・スマートフォン(iOS/Android) | タブレット(iPad/Android)、PCブラウザなど:contentReference[oaicite:13]{index=13} |
| こんな子・ご家庭におすすめ |
・はじめて算数に触れさせたい幼児〜低学年 ・「ゲーム感覚で楽しくスタートさせたい」 ・時計やかずの概念をしっかり固めたい |
・アニメ・ストーリーが好きなタイプ ・算数への苦手意識をつけずに、幼児〜低学年の土台を作りたい ・机上のドリルだけでは続きにくい子 |
・パズルや謎解きが好きな小学生 ・教科書の先を見据えて「考える力」を鍛えたい ・タブレット学習の時間を、ゲームより“濃い学習時間”にしたいご家庭 |
どのアプリを選ぶ?価格と内容のバランスで考える
価格帯で見ると、年額1万円前後から始められる「トドさんすう」がもっとも手に取りやすく、月額あたりで見ると「クレタクラス」と「ロジックラボ」はやや高めの“習い事価格”ゾーンに入ってきます。一方で、内容の濃さで見ると、「クレタクラス」はアニメ+演習で算数への苦手意識を減らしやすく、「ロジックラボ」はパズルや探究教材まで含めた“思考力トレーニング”としての密度が高い印象です。
ざっくり言うと、未就学〜小学校低学年で「まずは楽しく算数に触れさせたい」段階なら、トドさんすう or クレタクラスが選びやすい選択肢になります。そこから、小1以降で“考える力”もしっかり伸ばしたいと感じたタイミングで、パズルや文章題・探究学習までカバーするロジックラボを追加していく、というステップアップの使い分けもおすすめです。